当店は、少しでも塗装が長持ちするように、4回塗りを基本としております。
このページでは、実際の現場写真をもとに、塗装の工程をご説明いたします。
■足場とシートの設置
まず建物の周りに足場を組みます。足場が安定していないと、手元も狂ってしまいます。
足場の上から、シートで建物を囲います。このあと大量の水で高圧洗浄を行うので、周辺に水が飛び散らないように高めに囲います。
■高圧洗浄
高い水圧で汚れやコケをはがしていきます。
この作業をおろそかにすると、屋根と塗料のあいだに異物が挟まることになるので、塗装がはがれやすくなってしまいます。
汚れが付き、コケでヌルヌルして
いた屋根の表面を洗浄します。
ツルツルになって、
塗装の下準備が整いました。
実際の洗浄中の動画をご覧いただけます。
下の文字をクリックすると、別ウィンドウで動画のページが開きます。
■乾燥
洗浄後、しっかりと乾燥させます。
左の写真は、洗浄から24時間後の屋根です。
■サビ止め
屋根は外壁に比べて、3倍も紫外線も受けます。
そのため、サビやすい鉄骨部分に、「エポキシ」というサビ止め剤をしっかり塗り込みます。
■シーラーの塗布
当店では、屋根でもしっかり吸い込む油性タイプのシーラー(接着剤)を使用します。
よく乾燥させてあると、たっぷり染み込んでくれます。
■シーラーの塗布(2回目)
塗料の接着力を強くするために、もう一度塗り込みます。
この作業は屋根がかなり滑るので、場慣れた職人でなければ危険です。
■乾燥
しっかりと乾燥させます。
左の写真は、洗浄から24時間後の屋根です。
■中塗り
上塗りの1回目です。
当社では通常、メーカー規定量よりやや多めに塗料を使用して、厚く塗っていきます。
※業者によっては、ここで塗装終了にしてしまう場合もあります。
■上塗り
上塗りの2回目で、総仕上げです。
写真では、右上部分が新しく塗った部分です。
見た目はほとんど変わりませんが、この上塗りをすることで、塗装3年目からの美しさが決まります。
コケがびっしり付いて汚れていた屋根が・・
こんなにツヤツヤで綺麗になりました。