私は松戸市を拠点に、30年以上この地域で外壁塗装を続けてきました。
長年お付き合いいただいているお客様の多くが、こうおっしゃいます。
「10年経っても、外壁がきれいだった。だからまたお願いしたい」
その一方で、予算重視で塗料のグレードを下げた現場からは、正直リピートの声はほとんどありませんでした。
以前の私は、色褪せや退色が起きたら「塗料の性能が悪かったんだ」その塗料のプランを選ばれたのでと、自分のせいじゃない、どこか塗料メーカーの塗料の質のせいにしていました。
でも、ある時気づいたんです。
お客様にとっては、「どんな塗料を選ぶか」も職人の技術の一つだということに。
お客様にとっては当たり前のような事でも我々塗装屋はほとんどが気付いていないのです。
よくよく考えてみたら、いくら丁寧に作業をしてもその場しばらくはキレイだけど、何年か経って、結局ムラっぽく変色していたり、褪色してムラムラになってたり、粉吹いた状態になっていたら、お客様はあの職人腕が悪かったのかなって思うと思います。
しかしそれは肝心な塗料の耐久性が短いからなのです。
特に青系、黒系、赤系の色を選ばれると極端に色褪せが早く目立ちます。
なので耐久性の一番長い塗料をオススメする事にしたのです。
そして、「またお願いしたい」と言ってもらえることが、職人として“腕を認められた”証だと感じるようになりました。
そうして選んだのが、無機塗料です。
耐久性が高く、通常の塗料だと5年位から色褪せがはじまってくるのに対し、無機塗料は正しく施工すれば10年以上キレイな状態を保てる。
しかし無機塗料にも弱点はあります。
ひび割れにやや弱いことと高額な値段。
私どもでは、ひび割れに追従できる“伸縮性のある無機塗料”を使用していますので、その点もご安心ください。
価格面に関しても工夫によって抑えています。
多くの塗装業者では、屋根や外壁に良い塗料を使っても、付帯部(雨樋、破風、軒天など)には安い塗料を使うのが一般的です。
でも、実はお住まいの見た目が悪くなるのは“付帯部”からが多いのです。
当店では、家全体に無機塗料を使用し、細部まで長持ちする塗装をご提供しています。
塗料の種類を一本化することで、在庫管理がしやすく、余った塗料も再利用できます。
無駄が減る分、廃棄コストも削減でき、結果的に価格にも反映できます。
“本当に良い塗料を、できるだけ無理のない価格で”――
この想いで施工に取り組んでいます。
塗装は一度きりの仕事ではありません。
本当に価値のある塗装とは、10年後に「頼んでよかった」と思ってもらえることだと、私は思っています。
地元密着で誠実に。
またお願いしたいと思われる塗装を、これからも続けていきます。
フォームやメール、お電話からお気軽にお問い合わせください。
しつこい営業は一切いたしません。
まずは他社の見積もりと比べてみてください。
「なぜ無機塗料でこの価格なのか」が、きっと伝わるはずです。
ダイシン塗装 一級塗装技能士 森口 彰紀