本日は我孫子市の津田様にお話を伺いました。
津田邸データ | |
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築年数: | 10年 |
建坪: | 約35坪 |
塗装面積: | 約150m2 |
施工日: | 平成20年3月 |
今回は3月に外壁と屋根の塗り替えを工事を終えたばかりの千葉県我孫子市、津田さんの例をご紹介します。
お話はご主人におうかがいしました。
※掲載写真は津田邸の塗装工事中に撮影したものです。
他の業者と比較してダイシン塗装さんはちょっと違うな、と
■まず、津田さんと津田邸での塗装工事について、簡単におしえて下さい。
私は、サービス関係の会社に勤務する会社員です。塗装工事を終えて、ちょうど1週間が経過しました。塗り替え工事をはじめたのが3月の中ごろ。工期は10日間ほどでした。
■ちょうど1週間が経過して、今の感想をおしえて下さい。
まずは、汚れがなくなってよかったと感じます。雨漏りやひび割れなど、劣化に対する不安もなくなりました。
塗り替えの工事をする前、家の中に雨漏りはありませんでした。でも、自分では見えない部分はわかりません。日当たりの悪い方角の壁を見るとコケが生えていて、壁の汚れと劣化が目立ってきていました。わが家も建ててから10年たっています。そろそろ潮時かなと思ったので、汚れと劣化対策のため、外壁の塗装を考えはじめました。
近所のお宅の8割は、3年ほど前から塗り替えをはじめています。その頃は私が海外赴任中だったので、塗り替えをやろうと思っていてもできませんでした。
■ダイシン塗装のことはどこで知りましたか。
インターネットで「塗装」というキーワードで検索するうちにダイシン塗装さんに行き当たりました。ダイシン塗装さんのホームページを見て、営業的なことよりも、塗装の技術や塗料にこだわりを持っていると感じました。
印象はよかった。自分から「技術はいいけれど、経理やお金には不器用だ」と言っていました。そのあたりが、他の業者と比較してちょっと違うなと。
■他の業者と違うとのことですが、具体的には。
他の業者は、最初から見積もり書がポーンと出てきます。人の家の広さなどを知っていて、「お宅はこうですよね」と言って。「いつ、うちのこと調べたの」と不審に思ってしまいます。ダイシン塗装さんは、数字が先に出てくる業者とは正反対でした。
「ダイシン塗装さんに来て頂いて、ホームページに書かれていることが本当かどうか確かめました」
■それで、ダイシン塗装での塗り替えを決めたと。
いいえ。金額も安いものではないので、すぐには決められません。過去、飛び込み営業に来た業者の見積り金額を覚えていたので、それと比較したいと考えました。まずはホームページから見積り依頼しました。
そもそも私は、インターネットでの情報をあまり信用していません。ホームページでは、好きなことを何とでも書けます。都合の悪いことは隠して、きれいごとを並べたり、勝手なことを書いたり。
ホームページに書いていることとやっていることが、本当に同じなのかどうか。それを確認するため、実際にダイシン塗装さんに来てもらいました。営業に来た森口さんとは、いろいろな話をして確認しました。
■具体的にはどんなことを確認しましたか。
塗装の技術と材料、コストについて確認しました。
塗装の技術や材料については、どこに力をいれて仕事をするのかを確認しました。すると下地処理に力をいれて作業すると、力説していました。
私の趣味は、DIY(DoItYourself:いわゆる「日曜大工」)です。
ウッドデッキなども自作しています。その経験から、下地処理の大切さは理解できました。上塗りだけをやるのは簡単です。上塗りをていねいにやれば、パッと見がキレイに仕上がるのは、よくわかります。だけど、下地がていねいに塗られていないと、ボロはすぐに出てはがれてきます。見えない部分に力を注ぐ、下地をていねいに塗るという部分にいい印象を持ちました。
コストについては、見積り金額の内訳です。職業癖といいますか、コストに関してはシビアになってしまいます。材料費と人件費、工事の日数がわかれば、必要な経費がいくらなのかは計算できます。そこに利益がのって合計の金額です。
ダイシン塗装さんは、どういう風に計算しているのか、考えているのかなという気持ちがありました。そこで、利益分とそれに対して、どれだけまじめに仕事をしようとする姿勢があるのか、率直に聞いてみました。
ホームページに書いてある話と一致していました。「技術には自信があるけれど、数字の面では不得意なので」という話でした。じゃあ技術を見せてもらおうかな、という思いになりました。
「決め手は仕事に対する姿勢でした」
■最終的にダイシン塗装に決めた理由は何ですか。
技術と価格、仕事に対する姿勢です。
技術に関しては、会話をする中で得られた情報です。まだ作業に入っていないので、それしかありません。ダイシン塗装さんが溶剤(油性の塗料)をすすめる理由を聞いてみました。その理由は、次のようなことでした。
・ 水性の塗料を使えば、業者は楽できる。
・ けれど、水性の塗料は所詮水でうすめるもの。汚れ易くて当たり前
・ 西日がまともに当たる津田邸の場合、紫外線も劣化が早く進む要素のひとつ。
・ 酸性雨は屋根や外壁に悪影響を及ぼすので溶剤を使う。
理由をはっきりとおしえてくれたので、技術には自信があるのだなと判断しました。
■価格については。
過去に見積もりを依頼した、他社との比較です。一番高い業者で400万円の見積りがありました。一番安いところでも150万円でした。頭の中では150万円を基準としましたが、3年ほど年月が経っているので、200万円くらいかなと思っていました。
■で、実際はおいくらくらいですか。
その半額でした。確かに安い。
見積もりは2種類出してもらいました。通常通りに塗装する安い見積もりと、上質な塗料を使う高い見積りです。 ダイシン塗装さんのオススメといって当然、高いほうを出されましたが、僕の見込みよりも50万円安かったことを覚えています。
「安かろう、悪かろう」という考えもありました。何でここまで安いのか、理由も詳しく聞きました。 すると「余計な営業がいない、仲介マージンが含まれないから」ということでした。
見積もりに含まれているものは、材料+人件費×日数(工数)、これだけです。 単純な話で、材料+工数+利益分で見積りが出ますと話してくれました。利益分についても、「外回りの営業や事務職が少ないから安い」とおしえてくれました。 材料、工賃、マージン。それだけの最小の構成費です。数字の上でもシンプルな話なので、納得がいきました。
■仕事に対する姿勢とは、どういうことですか。
ダイシン塗装さんの「塗装のやり方」です。「上塗りの『二度塗り』はあたりまえ。丈夫でキレイに仕上げるためには、下地が一番重要」と聞きました。自分でウッドデッキの塗装をするときも、下地処理を十分にすることで仕上げがよくなります。見た目には分かりにくい下地の処理ですが、そこに力を注ぐということだったので、仕事に対する姿勢に好印象をもちました。
■迷いや不安はありませんでしたか。
迷いや不安がない、ゼロといったら嘘になります。 まだ作業前の状態ですし、「言うことと、やることが違う」という事態はあり得ます。「一所懸命、下地を塗ります。屋根も、接着剤をつけてていねいに塗ります」と言われても、日中の作業を毎日、確認することはできません。それで、2~3年経過してボロが出てきても、もう遅い。
「言うだけだったら誰でもできます。細かく見ていたら、ダイシン塗装さんはしっかり塗ってくていました」
■塗装工事がはじまってから、ダイシン塗装の仕事ぶりはどうでしたか。
仕事ぶりについては、とても満足しています。 細かいところ、作業中に気がついた部分を、劣化しないように対応してくれました。傷みがひどかった部分も、「しっかり塗り重ねて丈夫にしておきました」といわれました。1~2cmの幅の破風板の隙間の野地板と言う部分も、しっかり塗ってくれました。
■塗装の仕上がりはどのように確認したのですか。
足場を解体する直前に確認しました。特に、細かいところをよくみてみました。 「ここが悪くなっていたからやっておきました」と、言うだけだったら誰にでもできます。 でも、実際にその通りにやっていました。だから、信頼できる業者さんだと思います。
「写真を撮って、自分たちの仕事をさらけ出してでも『手抜きはしない』という姿勢が良かったです」
■仕事が忙しくて、日中は見られないとのお話でした。
はい。日中は仕事があるので、作業を確認できません。作業を見られるのは土曜日だけでした。 工事期間中は、2~3回しか見ることができませんでした。
■日中の作業を見られないことに、不安はありませんでしたか。
特別に、不安を感じることはありませんでした。塗装の作業は一度に全て、できるものではありません。複数の工程があって、その工程も1日で完了するものでもありません。その日に行なった作業は、帰宅後に確認すればわかりました。「ここまで終わって、塗り方はこうね」と。屋根は無理だったけれど、外壁は確認していました。 施工主として、確認するべきことはやっていたと思っています。在宅時は、作業をする職人さんのそばで、確認していました。
職人さんたちも、いやな顔ひとつせず付き合ってもらえました。日中の温度が上がって「大変だな」と思う日だったけれど、一所懸命、汗をたらしながら作業をしていました。手抜きをされても、素人の私には分からないとも思いますが、作業については、手抜きをする様子はまったくありませんでした。
■DIYの知識があっても「手抜き」を見抜けませんか。
はい、見抜けないと思います。塗り終えた壁を見ても、どの工程で手抜きをしたかというのは分かりません。けれども、作業工程を撮影した写真を提供してくれました。写真をみながら、「ここまでが1回、ここからが2回塗りをしたところ」という説明を受けました。たしかに、1回塗りと2回塗りでは、色の染みこみ具合や反射具合が違います。
作業を見られない私に報告するためと、それぞれの工程で写真を提供してくれました。 写真はいつも渡してるんでしょ?
森口「はい。」
平日、日中の作業を見られない人には、ありがたいことだと思います。 写真を撮るところだけ、キレイにやろうと思えばできるかもしれないけれども。
「見せる」という行為は、自分たちの仕事をさらけ出すことだと思います。 写真を撮って、工程を見せる。そういう姿勢がいいと思います。実際には、写真を撮るだけでも大変だと思います。 忘れたら二度と、撮影できない場面も多いと思うので。 撮影のために、時間をとられます。その時間がなければ、もっと早く塗れる、写真を撮るたびに作業が遅れていく。 そのあたり、感心しています。
森口「実は、作業よりも写真撮影のほうが大変です。」
「あの作業の内容を考えると、『申し訳ない』と思うほどの価格でした」
■ダイシン塗装のいいところをおしえて下さい。
ていねいさは、ホームページに書いてあるとおりです。嘘はありませんでした。 細かい部分も、イメージどおりの仕上がりです。
価格に関して言えば、非常に助かりました。作業の内容を考えると、「申し訳ない」と思うほどです。 この価格で、ここまでの作業をしてもらってありがとうということです。
最後に、仕様変更や追加に対して、臨機応変に対応してもらえるところがダイシン塗装さんのいいところだと思います。作業前に一度、仕様変更をお願いしました。 確かに作業は始まっていなかったけれど、塗料はメーカーに発注していたはずでした。仕様変更によって塗料の分量も変わるので、トラブルが発生しうる状況だったのに対応してくれました。
本当に細かいことを言うと、「とりちゃん」とか。
森口「あ、『とりちゃん』ですね」
■とりちゃん?
「とりちゃん」は玄関にある、金物でできた飾り物です。 家の壁とは、ねじでくっついていました。わざわざそれを外して、さび止めから塗りなおしてくれました。
家の塗装とは別のものだから、取り外して置いておくか、壁ごと塗ってしまうという選択もあったはずです。これは「家のものじゃないから」とはねつけられても、文句は言えなかったと思います。 家の塗装とはまったく違う黒色です。だけど、下地でさび止めを塗ったあと黒の塗料で塗ってくれました。
「ダイシン塗装さんのようなプロの塗装業者が増えてほしいと思います」
■ダイシン塗装への今後の要望がありましたら。
2~3年に1回くらい、点検してもらえたら、ありがたいと思います。 6年間の保証をつけてもらいましたが、そのあとに劣化が見つかっても「時すでに遅し」かもしれません。 施工主側としては、メンテナンスにも対応してもらって早めに手を打てると助かります。
本当は、実家の塗装も頼みたいと思っています。遠いから無理だけれど。 最近、実家にも塗装業者の営業が来たみたいです。200~300万円で、と。 心配だから、ダイシン塗装さんにもらった写真を送りました。
森口「リフォーム業界でのクレーム数の7割が、飛び込み営業で行ったリフォームによるものです」
■最後に一言お願いします。
ダイシン塗装さんのようなプロの塗装業者が増えてほしいと思います。 技術を持った人が増えて、いい仕事をする。プロが技術の高い仕事をする。 ダイシン塗装さんは塗装のプロとして、期待通りの仕事をしてくれる業者さんです。